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きっと声は届いている!

こんにちは!
成田万寿美です。

桑名正博さんのニュースが駆け巡っていますね。

成田も近い年齢で、同じ関西出身。
彼の音楽に親しみを感じている世代として、とても心配しています。

お医者様によると、
「意識不明で、たぶん声も聴こえていない状態」とのこと。

でも・・・成田には、なんの根拠もありませんが、
あえて声をかけて欲しいと、思っています。

実は、わたくし事ですが、
この春、頭を強く打って、救急搬送され、
後頭部を5針も縫う大怪我をしました。

その時、意識が戻って来ても、目も開けられないし、
もちろん、言葉も出せなかったのですが、
周りの人の”声”だけは、驚く程クリアに聞こえていました。

会話の内容というより、声のトーンを聴いていました。
静かで落ちついた優しい声には、とても癒され、安心感がありました。
救急隊員やお医者様の声は、それに近かったですね。

一方、高い声や、興奮気味の早口は
頭に響いて不快で、聴き取り辛かったことを覚えています。

数年前、高齢の父が手術をした時も・・
術後に錯乱を起こしていたのですが、
興奮して泣いている母と妹を家に帰し、
一晩中一人で付き添い、ゆっくり優しく話しかけ続けたことがあります。

翌朝、落ち着きを取り戻した父は、
「昨夜、いい看護師さんが付き添ってくれてな・・・」と
嬉しそうに話していました。

娘だと気がついてなかったようですが、
声の効果はあったようです^^
その時のブログの記事です。

「父の尊厳を守ったもの!」
http://ameblo.jp/narittar/entry-10532207657.html

もし・・あなたの愛する人が、病気や怪我で話せない状態になっても、
どうか、優しい、低めの声で、ゆっくり話しかけてみて下さいね。
聴こえているかもしれませんから。

 

成田万寿美

 

 

”人を看る”ということ!

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