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本当の声の力!

こんにちは!
成田万寿美です。

今年も、いよいよ押し迫って参りました。
お元気でお過ごしですか?

いつも、HPにご訪問いただき、ありがとうございます。
今年最後のコラムになります。

そこで、とても大事なことをお伝えしたいと思いまして、
タイトルを、「本当の声の力」と致しました。

声の力に、”嘘もホントも”無いのですが(笑)
多くの方が、”誰かに伝えるための「声」”にだけ意識が向いています。

でも、実は・・・
自分の話す声を、一番、たくさん、聴いているのは自分自身なんです。

そして、知らず知らず、その声の影響を受けて、私たちは行動しています。

私は、コーチングのお仕事もしていますが、
クライアントさんには、出来るだけ地声で本音を話してもらえるように
わたし自身の声の使い方に注意を払います。
相手により、状況により、声のトーンやスピードをコントロールします。
このことを私は「声に寄り添う」と言っています。

そして、質問は、
相手が深く内省し、自ら気づき、軽やかに行動できるようになるものを選びます。

クライアントさんが、現状を整理し、何をするべきか気付きが起れば、
確実に声が変わります。

それは、心地よい中音。その方の地声・肉声です。
この声で語られる事に嘘はない、と私は思っています。

人は時に、嘘をつくつもりがなくても、本当の想いではないことを話していたり、
「こうあらねばならない」という固定概念が邪魔をして、
言葉を操ることがあります。
ある意味、言葉は真実ばかりではないのです。

優秀なコーチは、
自分の興味から、相手の情報を引き出すのではなく、
相手の気付きを促すアプローチの一つとして質問しますので、
そこが、インタビュアーとは違うところです。

その時に、こちらに、
「相手の声を聴きとる力」があり、
「自分の声の使い方」をコントロールできれば、
相手は、自分の”本当の声”を自分の耳で聴き、
心とブレることなく行動しやすくなるでしょう。
これを専門用語で「オートクライン」と言います。

これは、自分一人でも出来ますよ。

自分の想いや夢や目標を声に出して下さい。
脳は、聴覚を通して自分の声を聞くと、そうなるように思考し始めます。
心で思うだけではなく、声に出すのがコツのようです。 

ぜひ、普段から自分の声を意識して下さい。

ネガティブな”言葉”が悪いのではなく、
ネガティブな”感情を伴った声”が良くありません。
ネガティブな事も、明るい声で笑えるなら、問題ないのです。

いつも、「上手くいかない!」と思っていて、
不安で一杯の声で話している事が多いなら、いつまでもその状況は変わらないでしょう。

さっ!
2013年も、顔を上げて、口角上げて、お腹から声出して行きましょう♪

きっと、良い事がたくさん起りますよ!

今年1年、ありがとうございました。
良き年末年始をお過ごし下さい。

 

成田万寿美

 

成田のコーチング
http://mnarita.main.jp/coach/

スピーチ・コンサルティング
http://mnarita.main.jp/sp_cnsl/ 

 

認定「笑声(えごえ)®トレーナー」誕生!

100社の企業様が集まる新年会で講演しました<2013.1>

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